「今更、投資なんて自分には関係ない」

少し前まで、私はそう思っていました。

65歳。定年退職済み。マンション管理人として働きながら、妻と二人でシンプルに暮らしている。それで十分だと思っていたのです。

ところが今、NISAの審査待ちをしています。

気がついたら、そうなっていました。投資を「しよう」と決意したわけではなく、日常のちょっとした習慣の積み重ねが、自然とここまで連れてきてくれたのです。

今日は、そんな話を書いてみます。

ワッシィ

タンス預金はもったいない!もんね・・・


すべては「ポイントの二重取り」から始まった

私の投資への入口は、NISAでも株でもなく、スーパーのポイントカードでした。

節約生活を送るなかで、買い物はできるだけ**D払い(電子決済)**で支払うようにしています。理由はシンプルで、支払うたびにDポイントが貯まるからです。

さらに、よく行くスーパーの会員カードを持っているので、買い物をするとスーパーのポイントも貯まります。

つまり、一回の買い物で2種類のポイントが同時に貯まるわけです。これが「ポイントの二重取り」です。

節約生活ですから、買い物の金額自体は大きくありません。でも毎日の積み重ねで、気づくとDポイントがそこそこ貯まっていました。


「もらったポイント」で投資デビュー

「このポイント、使わずに投資に回せるんじゃないか?」

調べてみると、Dポイントはそのままdポイント投資(簡単投資)に使えることがわかりました。現金を使うわけではなく、ポイントを運用に回すだけです。

「もともとなかったお金(ポイント)だから、仮に減っても自腹は痛まない」

この考え方が、私の背中を押してくれました。


実際に運用してみてわかったこと

ワッシィ

ポイント投資は気楽です。
もともともらったポイントの運用なので、マイナスしても自分の腹は痛くないからね。

貯まったDポイントを眺めながら、ふと思ったんです。

ポイント投資を始めてから、毎日少しだけ運用状況を確認するようになりました。

上がる日もあれば、下がる日もあります。

ある日、元金が目減りしていることに気づきました。最初はドキッとしました。でもそのまま引き出さず、置いておくことにしました。

すると——回復して、プラスになっていました。

このとき、投資の基本を体で学んだ気がします。

「慌てて引き出さない。置いておくと回復することがある」

少額のポイントだからこそ、怖がらずに「待つ」経験ができた。これが今の私の投資の考え方の土台になっています。


Oliveへの変更が、NISAへの扉を開いた

ポイント投資が習慣になったころ、銀行から案内が届きました。

「三井住友銀行のキャッシュカードをOliveに変更しませんか?」

「ポイントがたくさん貯まりますよ」という内容でした。

ポイントへの関心が高まっていた私は、迷わず変更しました。

Oliveに変更してしばらくすると、今度はこんな案内が目に入りました。

「信託銀行の口座を開設して、NISAを始めませんか?」


「今更NISA?」と思っていた私がNISAを申し込んだ理由

正直なところ、NISAという言葉は以前から知っていました。でも、なんとなく「難しそう」「手続きが面倒そう」「自分には関係ない」と思っていました。

ちょうどそのとき、AIに聞いてみたんです。

「NISAって、結局何なんですか?」と。

返ってきた答えが、非常にわかりやすかった。

「お金を普通預金に置いておくか、利率の良い信託銀行に置いておくか、その違いです。お金をおく場所を変えるだけ」

なるほど、と思いました。

普通預金の利子は、今やほぼゼロです。それなら、もう少し利率の良いところに置いておいた方が得ではないか。

リスクについても聞きました。「最悪、全部なくなるんじゃないか」という不安です。

「ゼロとは言えないが、長期的に積み立てる投資信託では、大きな心配はいらないケースが多い」という返答でした。

そして何より、Dポイント投資での経験が自信になっていました。下がっても慌てず置いておいたら回復した、あの体験があったから、「そういうものだ」と受け止めることができたのです。


私がNISAを選んだ3つのポイント

申し込む前に確認した、私なりの判断基準です。

① 毎月定額を入金しなくてよいプランがある

仕事の収入がなくなったとき、無理に入金し続けるのは困ります。余裕があるときだけ入れられるプランがあることを確認しました。

② 自由に使えるお金は普通口座に残す

NISAに全部入れてしまおうとは思っていません。急な出費に備えて、すぐ引き出せるお金は普通口座に残しておく。投資するのはあくまで「余剰のお金」だけです。

③ ポイント投資で「下がっても待てる」自信がついた

最初から大きなお金を動かすのは怖い。でも、ポイント投資でその感覚を学んでいたので、NISAの少額投資信託なら自分でもできると思えました。


今、NISAの審査待ちです

Oliveの案内を見て、勢いで申し込みました。

今は審査中ですが、おそらく問題ないと思っています。

「今更投資なんて」と思っていた65歳が、ここまで来るとは自分でも思っていませんでした。

大きく増やすことは期待していません。ただ、わずかでも増やすことを考え続けること——それ自体が、頭を使うことになり、毎日の小さな楽しみになっています。

ボケ防止にもなるかもしれません。


まとめ:投資は「始め方」が9割

私のNISAへの道のりを振り返ると、こんな流れでした。

  1. 節約のためにD払いを始める
  2. 貯まったDポイントでポイント投資デビュー
  3. 「下がっても待てば回復する」を体験
  4. Oliveに変更したらNISAの案内が届く
  5. AIに「お金の置き場所を変えるだけ」と教えてもらう
  6. 勢いで申し込み、審査待ち中

難しいことは何もしていません。日常のポイント活動の延長線上に、自然とNISAへの入口がありました。

「今更」なんてことはない。 始めようと思った今日が、一番若い日です。


※この記事は私の個人的な体験と考え方をもとに書いています。投資にはリスクが伴います。具体的な判断は、ご自身の状況をもとに、必要に応じて専門家にご相談ください。


次回は、Oliveカードのポイントの貯め方と、D払いを使った二重取りの具体的な方法をご紹介する予定です。